残念な点
ちょっと不自然
動画に登場するキャラクターはみんな外国人ですが、外国人の先生も普通に日本語まじりで話します。例えば「Hello!英語のあいさつだよ。」とか。
幼児向けの導入としてはいいのかもしれないけど、やっぱりちょっと違和感があるんですよね。そこは全部英語にしてもらって、しまじろうが日本語で補足するか、通訳的な役割の日本人先生が隣に居る形でもいいのになと思ったりします。
語彙が少ない
上に書いたように、日本語が突然出てくるのでその分の単語数は絶対的に少ないです。日本語を挟むことによって文章自体も短くなるので、本格的に英語を学ばせたい人には不向き。
とはいえまだ2歳なので、「楽しく英語に触れよう!」くらいが目的なら十分な内容と思っています。
すぐ飽きるものもある
これはどんな教材を選んでも必ずあると思いますが、新しいおもちゃが届いても本人が興味ないものは全く手をつけません。ちょっと見せて誘っただけで「ないないする!」と全力拒否してくるものも中にはありました。もったいないな~と思いつつも強制するものではないので、遊んでもらえないおもちゃは引き出しの中に放置…。
とはいえ逆に言えば、自分では絶対買わない種類のものを低価格で試せるということなので、思ってもみないものにハマって世界が広がる可能性もあります。
それに一つのおもちゃでも複数のモードに切り替えできたり、裏と表で違う遊びが出来るようになっていたりと色々工夫されているので、全ての機能が全く興味なしということは無いです。
しまじろうの仲間たちは出てこない
しまじろうの友達のみみりんやとりっぴい達は、英語の方では登場しません。しまじろうよりもその子たちの方が好きなお子さんは注意してくださいね。

代わりに「Beepy(ビーピー)」と「Speedy(スピーディー)」というオリジナルキャラが居ます。ビーピーはペットのような立ち位置で家に居たりいきなり車に変身したりと、何者なのかは全然わかりませんがけっこう可愛いです。笑
フォニックスは少ない
フォニックスだとリズムが良いからか、息子がかなり喜んで見るんですよね。個人的にもフォニックスを取り入れた歌は覚えやすくて好きなのでたくさん入っていてほしかったんですが、今のところかなり少ないのがちょっと残念。
たまにあってもpやcなど「今回のテーマはこれ」みたいな感じで、AからZまで一気に覚えられるような歌は無いです。これは今後出てくるのを期待します。
まとめ
息子はまだ2歳なので日本語もおぼつかない時期ですが、外で救急車を見ると「あ、アンビュランス来たよ」と言う時もあり(笑)確実に英語は身についている様子。
最初はオールイングリッシュではないからレベルが低いのでは??と候補から外していましたが、いざ始めて見ると息子は興味をもって英語に接しているので、今では我が家にはちょうどいい教材だったかなと思っています。
がっつり英才教育したい方にはおそらく不向きですが、「子供がしまじろうに興味があって、ちょっと英語にも親しんでもらいたいな」くらいに考えている方には最適なんじゃないでしょうか。

教材選びの参考になれば嬉しいです!