ホットケーキって色んなアレンジが楽しめて、美味しいですよね。子供のおやつや朝食にぴったりです。
でも市販のホットケーキミックスって、「何で出来てるのかな?」と思いませんか?子供には特に、少しでも安心なものを食べて欲しい!ということで、今回は材料3つで簡単に作れる自家製ホットケーキミックスを紹介したいと思います。
市販品の原材料
スーパーなどでよく見かける有名メーカーのホットケーキミックス。その原材料を見てみると、「脱脂粉乳・乳化剤・加工でん粉・増粘多糖類・香料・着色料」など色々な文字が並んでいます。
もちろん全てが怪しい添加物というわけではないですが、小さい子供に日常的に食べさせるのは少し心配です。自然派のお店なんかではシンプルな物も見かけますが、量が少ない割にお高い印象。別の意味で日常的には使いにくいんですよね…。
でも実はホットケーキミックスって、買わなくても簡単に手作りできるんです。使うものは「粉・砂糖・ベーキングパウダー」だけ!色々試して落ち着いた、我が家の配合を紹介していきます。
材料と分量
使うものはこれだけ!!
これで合計が200g前後になるので、一般的な市販ミックスの小袋と同じくらいの量かと思います。直径20cmの大きめサイズなら4枚分くらいでしょうか。我が家では子供と自分のおやつ用に少量ずつ使って3回分弱というところです。
詳しい材料と作り方
①粉 160g
粉は小麦粉・米粉どちらでもOK。どちらかを100%でも、お好きな割合でブレンドしても大丈夫です。
小麦粉は1番手に入りやすく安価ですし、食べ慣れた味に近いものになります。ホットケーキには基本的に薄力粉を使いますが、パン作りに使う強力粉でも意外と問題なく使えました。
米粉はグルテンフリーで体に優しく、小麦粉よりもダマになりにくいので生地が扱いやすいのが良い所です。
我が家は基本的に米粉を使っていますが、米粉が少ししかないから小麦粉を混ぜようとか、強力粉が余ってる(パンを作りたくなって買ってみたけど一回でやめてしまった)から半分入れようとか、その時の気分でコロコロ変えてます。
②砂糖 20g (〜50g)
この20gはかなり少ないです。というのも、
- バナナやさつまいもなどの甘い食材を入れる
- はちみつでベビーカステラ風にする
- アメリカンドッグなどの食事系メニューを作る
- ジャムを乗せる
など家にある食材で色々アレンジしたいので、出来上がりが甘くなりすぎないように最初は控えめにしています。なので他の食材を入れずにそのまま食べる場合は40g〜50g程度入れてもいいかと思います。
砂糖は上白糖や三温糖などお好きな種類で大丈夫ですが、ミックスを一度に使い切らずに保存する場合は液体甘味料ではなく粉状の物を使って下さいね。
③ベーキングパウダー 10g
ベーキングパウダーを使うレシピって、「1回分4g(小さじ1)」が多いんですよね。一袋4gの個包装タイプも売ってるみたいですが、うちの地域では全然見かけません。それに毎回粉を計量するところから始めるのは面倒なので、ある程度まとめて作りたいけど多すぎても保存に困る…。
そこで私のお気に入りは、共立食品さんの一箱10g☓3袋入った使い切りタイプのもの。一袋開けるだけなので、計量いらずで楽ちんです。
★計量スプーンで測る場合は、「小さじ2と二分の一」になります。
作り方
作り方も簡単です。ボールや深皿にジッパー付き保存袋をセットし、材料を量りながら入れていきます。最後に空気を入れた状態で袋を閉じ、よ~くフリフリしたら完成!
空気と一緒に混ざるので、粉を別でふるったりしなくても大丈夫です。
日持ちと保存方法は?
出来上がったミックスは、袋の空気を抜いてからしっかり口を閉じ、日付を書いて保存しましょう。常温で腐るものは入っていませんが、虫(いわゆる台所ダニ)が寄ってきやすいので粉類は冷蔵庫保存がおすすめです。
一方ベーキングパウダーは冷蔵庫に入れると湿気を吸い、膨らむ力がどんどん落ちていってしまいますので長期保存には向きません。経験上2~3週間は問題なく使えますが、保存状態によっても変わると思うので、作ったものは出来るだけ早く使い切ってくださいね。
さいごに
手作りの良さは何といっても、自分が納得した食材だけを使用して好きなように作れるところ。
お菓子作り初心者さんでも簡単に出来るので、大人も子供も安心して食べられる手作りおやつに挑戦してみてはいかがでしょうか。