そろそろ二人目が欲しいのに産後の生理が再開しない…なんて時、どうしたらいいかわからなくて困りますよね。私は息子が2歳を過ぎても生理が来ずに悩んでいたんですが、産婦人科に行ったところ薬で即解決できたんです。今回はその時の流れや、かかった費用などを紹介していきます!
病院に行くまで
子供が2歳前後になると、2人目が欲しいママ友との間で妊活の話題になることが増えてきました。でもその話になる度に、「いやまだ生理来てないからそういう次元じゃなくて…」なんて言って驚かれること数回。(周りはみんな3ヵ月くらいで再開したそう)
私の場合は元から酷い生理不順&それが不妊の原因だったので、産後すぐに再開するとは全く思っていませんでした。更に息子が1歳10ヵ月の時点でまだ1日5回くらい授乳をしていたので、そりゃ来なくて当たり前だと諦めていたんですが…
調べてみると、どうやら授乳しているかは関係なく70〜80%が8ヶ月以内に再開するそうなんですよね。
あれ?まだ来てないのって、もしかして結構マズい?
急に焦り始めた私は、とりあえず断乳して様子を見ることにしました。断乳は予想外にあっさり成功したものの、そこから3ヶ月待っても来ないんです。そうこうしているうちに息子は2歳を過ぎました。
うん、まぁ来ないよね。想定内よ。
どうしようかな〜なんてグダグダ言って放置していてもどうにもならないので、重い腰を上げて久しぶりの婦人科に行くことにしたんです。
問診票を記入
我が家は生理が来たらそのまま二人目に向けた妊活を開始したかったので、息子の時にお世話になった不妊治療のクリニックに行きました。
生理をおこすにはピルを飲むのが一般的な方法なので、「婦人科」「産婦人科」「不妊治療」どこでも問題ないと思います。
問診票の「最後の生理はいつですか」の質問に2021年5月(※現在2024年3月)と書いて出したら受付に呼び戻され、「あの…これはどういう…?2021年?ですか??」とすごい顔されてしまいました。
よくあることではないレベルということですね…。
診察と薬の説明
簡単な問診の後、一度子宮の状態を見てみようということで内診をしたところ、【おそらく女性ホルモンが全く出ていないから子宮が小さくなってしまっている】とのことでした。その時の子宮の大きさ、なんと28mm。50cmの赤子を入れていたはずなのにそこまで縮むとは衝撃です…
そして今回はノアルテンという薬を1週間分処方されました。
こちらは1日2回、朝と夜に飲んで、飲み終わると3〜7日後に生理が来るというものです。
※毎日飲むだけで簡単ですが、ピルは一度でも飲み忘れると効果が無くなってしまう可能性があるので飲み忘れには注意です‼
支払った料金
実際にかかった費用は、合計¥2800円でした!
その内訳は、
- 初診料、診療費…¥3020
- 薬代…¥1020
- 検査代…¥5300
これが全て保険適用で3割負担になりました。
私の場合は不妊治療の再開に向けて内診と採血があったのでその分が多くかかっていますが、薬をもらうだけで終わる場合もあると思います。
診察と薬代だけ見ると1300円ほどになりますので、とても安いですね。
薬の副作用
ピルといえば「吐き気」そして「太る」という悪いイメージが強いですよね。家事育児をしながら体調悪くなるのは困るので心配でしたが、やっぱり少し副作用がありました。
特にキツかったのは、最初の一錠を飲んだ2時間後。家族でおでかけ中に突然MAXの吐き気と目まい、だるさに襲われ、黙ってしばらく座り込むしかできませんでした。妊娠してるわけがないのに悪阻のピークかと思うレベルで、この先どうやってこれを飲み続けるのかとゾッとしたものです。
でも意外と辛かったのはその時だけで、日に日に飲み慣れて症状が軽くなっていく感覚だったので良かったです。
副作用の感じ方はめちゃめちゃ個人差があり、無症状の人ももっと辛い人も居ます。あくまで私の体験談ですので参考程度にお願いします。
もし気持ち悪くなりやすい時は、夜の薬は食後すぐではなく寝る直前にするなど、生活に影響がない時間に飲むのがおすすめです。
何日で生理が来た?
私の場合は飲み終わってから4日目に生理が来ました!
強制的に出した感じなので量はかなり少なかったんですが、久しぶりに体がスッキリとリセットされた感覚で、悩みもなくなり一安心。こんなことならもっと早く病院に行ったら良かったと思いました。
さいごに
私は特に誰にも何も言われなかったので2歳過ぎまで待ちましたが、聞いた話によると1歳半検診で再開していなかったらすぐ病院に行くよう指導される事もあるそうです。
【1年半来ない=かなりヤバい】と考える人も居るということなんですね。いつまで待つかの考え方はそれぞれですが、自分が悩み始めた時がそのタイミングだと思います。
産後の生理が来なくて困ったら、「とりあえず病院」という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。