子供の料理デビューを安全に!ガスコンロ派だった私がIHに変えて大正解だった理由と使用レビュー

子育てママにIHがおすすめの理由
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私は今まで、料理といえば圧倒的なガスコンロ派で生きてきました。これまではずっと当たり前のようにガスコンロを使ってきたんですが、故障をきっかけに思い切ってIHクッキングヒーターに買い替えを決めたんです。

「いや、でもIHってどうなの?」「ガスコンロの方が火力があるでしょ?」って、何となく悪いイメージがある方もいらっしゃいますよね?わかりますよ〜。私自身がそうだったので。

でも実際に使い始めてみると、毎日が想像以上に快適で感動!お手入れがしやすいのはもちろんですが、技術の進化に「こんなことが出来るの!?」と驚きまくりの日々です。

特に我が家には3歳の息子がいまして、親子で一緒に料理をする「台所育児」の観点、それから将来的に子供だけで留守番する日の安全性を考えたのが1番の理由ではあったんですが、今ではIHを選んで本当に良かったと感じています。

この記事では、私がIHに乗り換えて感じたメリットや、実際に使ってみて感じた正直な感想まで、子育て中の親目線でレビュー!

もちゅこ
もちゅこ

IHへの買い替えを検討されている方や、IHって実際どうなんだろう?と疑問に思っている方の参考になれば嬉しいです♫

我が家が購入したIHは、日立の『N1000T』というシリーズ。そのすごすぎる機能についても、最後に少し紹介していきますね。

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IHにして感じたメリット

見た目スッキリ、作業スペースにもなる

IHは全体がフラットなので、コンロを使っていない時は作業台としてキッチンを広々使えんです。

我が家はあえて大きめサイズの75cm幅を選んだんですが、以前の60cm幅のガスコンロと比べた写真がこちら。※鍋置きっぱなしの写真しかなくてすみません…

ガスコンロからIHにしたビフォーアフター
こどもと!

15cmも違うのでかなり場所を取ってますが、思ったより威圧感が全然ない!

真っ黒からシルバーになって明るく見えるのも大きいけど、五徳の凹凸が無いだけでここまで印象が変わるのかと驚きました。

料理をしていない時間もキッチンが片付いて見えるので、スッキリして気分が上がります。

掃除がしやすく、意外と汚れない

まずIHコンロのメリットとしてよく言われる「掃除のしやすさ」ですが、これは本当にお手入れ楽すぎて段違いでした!!

IHの掃除は、イメージとしてはテーブルの食べこぼしを拭き取るのと同じなので、汚れが付いたらウエットティッシュやキッチンペーパーなんかでササッと拭けばOKです。

ガビガビの五徳を洗剤に漬け込んだり必死にこすったりして、でも大して綺麗にならずに終わるあのストレスは何だったんだろう…と思っちゃう。

あとは保護シート無しで使っている(うちの機種は使用禁止だった)ので、すぐに焦げ付きで汚くなるんじゃないかが心配だったんですが、これは「吹きこぼれた時などの汚れをそのままにしてまた加熱」みたいなことをしなければ今のところ大丈夫です。

こどもと!
もちゅこ
もちゅこ

4か月ほど毎日ガンガン使っていますが、まだまだ綺麗♫

料理中の暑さが軽減

夏の麺類や煮物を作る時、台所はまるでサウナみたいに暑苦しくなりますよね。IHなら火を使わないから、料理中の暑さが軽減します。

キッチンが暑いのはしょうがないと思っていたので、ここはそんなに期待していなかったんですが、実際に比べると体感温度がマジで違います!

3口同時に使っても汗は控えめで済むので、これからの季節もちょっと快適に使えそうです。

子育て世帯にこそIHがおすすめの理由

火傷や火事の心配が少なくて安心

子育て中にIHがおすすめな理由、1番はやっぱりこれ!正しい使い方さえ守っていれば、火事の心配がほとんどないことです。

料理中の服の袖や、適当に置いていた紙などに火が燃え移ってきてヒヤッとした経験ありませんか?

それに息子が「なにしてるの〜!?」って何も考えずに手を伸ばしてくる高さって、ガスコンロだとちょうど火がある場所なんですよね。

どれだけ火の近くは危ないってしつこく言い聞かせても、火傷を経験したことのない幼児には伝わりにくいじゃないですか。※ベビーゲートを付けていても、3歳すぎたら突破してきます。

私は意外と(?)古い考えの人なので、火の怖さは本来は家庭で教えるべきことなのに「危ないから遠ざける」で終わるのも違うよなと思う自分もいて…かなり迷いましたが、やっぱり日常の安全には変えられないですよね。

火傷の危険にしても、鍋全体を直火で加熱するガスコンロと違って、IHは特に高温になるのは鍋底とプレート部分のみ。調理中に鍋のフチを触っちゃって火傷した!なんて時でも、比較的重症化はしにくいと言えます。(もちろん熱いは熱いので注意は必要ですよ!)

おまかせ調理のメニューが豊富

IHの中にはメニューを選んでスタートボタンを押すだけで料理完成する「オート調理」が豊富なものも。

私は昔から料理が趣味なので、こういうオート調理って「は?それくらい自分で出来るし…」って正直ちょっとバカにしてたんですよね。

でも実際に子育てを始めてからというもの、凝った料理なんか一切出来なくなりました。(時間・体力・気力・材料なんもないよ☆)

もはやどこまで手を抜けるかが勝負みたいなところありません?

我が家のIHだと、コンロの方では麺茹で・煮物・炊飯・ゆで卵のほか、自動で温度を調整しながらハンバーグを焼いて、ひっくり返すタイミングや焼き上がりをメロディで教えてくれる「サポート」という、すごすぎて意味がわからない機能があったりします。

これなら子供の相手をしながら作っても焦がさないし、料理が苦手でも失敗なく仕上がるし、本当意味がわからないけどすごい。

グリルの方も、焼きたい食材を選んでスタートしたら、あとは放置で勝手にめちゃくちゃいい感じに仕上げてくれるの。(実際の料理の写真は下で紹介しますっ)

しかも「冷凍」「冷蔵」が選べるから、例えば冷凍した味付き肉をそのままグリルに入れれば一品出来ちゃうんですよ!!意味わからないけど。(もはやそれしか言葉が出てこない)

色々と限界な子育て中の親にとって、これほど頼りになるものはありません…!ほんとに!!

忘れっぽい産後に嬉しいタイマー機能

もう少しだけ焼こうかな…、少しだけ煮詰めようかな…って考えている時、「ママ来てー!ママママママママ!!!」なんて呼ばれて、ちょっと見に行ったらそのまま忘れてた。焦げた。

なんてことありますよね。 え、みんなは無い??

産後3年たってもマミーブレインが抜けない私・・・いや多分もはや産後関係なくボケてるんですけど、未だに毎日そんな感じです。

キッチンタイマーを使っても結局は自分で音と火を止めに行かないといけないので、オムツやら授乳やらで手が離せない時はその一瞬も地味に大変なんですよね。

IHのタイマー機能を使うと、時間がたったら自動的に加熱を止めてくれます

お湯が沸騰したら止めてくれる「湯沸かしモード」があったり、グリルの方にもタイマーが付いているので「入れっぱなしで忘れてた!」なんてことがなくなりました。

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親子で一緒に料理できる

最近「台所育児」という言葉をよく聞きますが、うちもそろそろ本格的に取り入れたいなと思うんです。(立派な料理男子に育てたいという野望があります)

我が家ではトマトのヘタを取ったり、卵を割るなどの簡単で安全なことは2歳のうちに始めていましたが、成長するにつれて「あれもこれも自分でやりたい」の気持ちが強くなってくるんですよね。

加熱中のフライパンを一緒にのぞいて「だんちゃんが混ぜたい!!」とキラキラの目で言われた時はどうしようかなと思いましたが、IHにしてからは思い切って息子に挑戦させています。

と言っても完全に任せるのは無理なので、二人羽織のように後ろから両手を添えて一緒に、ですけどね。

目の前に火がある状態だったら3歳ではまだ怖くて絶対近寄らせなかったと思うので、小さいうちから経験の幅が広がったのはめちゃくちゃ価値のあることと感じています。

子供だけの留守番中も安心

子供が小学生になると、一人で留守番することも増えると思います。使っちゃダメと言い聞かせても内緒でやりたくなってしまうのが子供なので、火の扱いを任せるのは気が気じゃないですよね。

IHなら引火やガス漏れ、消し忘れなどで火事になる心配がほぼ無いので、留守番中の事故のリスクがぐっと減って、親としてはありがたいポイントです。

料理好きな子だったら、簡単な料理や温め直しを任せてみてもいいかも。親が働いていたり、忙しい日には力になってくれるはず!

チャイルドロックがある

ガスコンロは基本的に操作部が側面にあるので、小さい子供でもスイッチが見えて手が届きやすく、少しつまみを触っただけで一気に強火になったりするので危ないですよね。息子がもっと小さい時に何度もやられてイライラした思い出があります。

前使っていたガスコンロは、一応ロックはあったけど2歳でも簡単に解除できるもので、正直意味がありませんでした。

IHは操作部が上に付いていて、ボタンがあっても全体的にフラットな見た目なのでそもそも子供の目に入りにくいです。

チャイルドロックが付いているものも多く、うちの機種の場合だとその解除方法は「ホームボタンを3秒長押し」と小さい子供には複雑なので、突破されることはまずありません。

もちゅこ
もちゅこ

毎日の料理が面倒だったり、いたずらばかりの子供がいて困っている方には本当におすすめできます!

IHのデメリット

間違ってボタンを押してしまう

ガスコンロは本体の側面でつまみを左右に動かしたりスイッチを押すから、間違えて触ることって少ないですよね。IHは上側(鍋を置いたすぐ隣)に操作部があるので、ちょっと手や調理器具が当たるだけで簡単に押してしまいます

タイマーでパスタを茹でている最中に箸を置いたらうっかり電源を切ってしまって、残り何分だったかわからない!! なんてことも何度か…。

使えない鍋やフライパンが多い

これは最初からわかっていたことなんですが、ガスコンロでしか使えないフライパンや鍋も多いです。土鍋やたこ焼きパンなど、残念ながらお別れすることになったものも数個ありますが、新しく買う時は気をつけて選べばいいので問題なしです◎

火加減がわかりにくい

火が目に見えないので、火加減が感覚的にわかりにくいです。火力が弱すぎてなかなか火が通らなかったり、逆にいきなり焦げ始めたりと、慣れるまでは調整がちょっと難しいかもと思います。

でもこれも自信が無いときはオート調理を利用すればいいので、特に問題はありません。

停電のとき使えないのが心配

IHのデメリットとしてよく言われる「停電したら料理できない問題」ですが、長期間の停電(災害や事故が起きた)を想像した時、そんな状況で何品も同時に作りたいと思うかな??というのが個人的な意見。

我が家では元々カセットコンロと備蓄のガスボンベが家にあるので、それで充分かなと思い今はとりあえず気にしていません。

災害用だけでなく、ダイニングで熱々の鍋を囲みたい時なんかにも普段使いできるので、ガスコンロ派でも一家に1台持っておいて損はないかと。(逆にガスが止まることだってあるしね)

最近はこんなに可愛いのがあります♡

今感じているデメリットはこれくらいで、基本的には満足しているので「やっぱりガスコンロの方がよかったなぁ」と後悔したことは全然ありません!

進化した機能がすごい!

我が家のIHの機能については上でも少し触れましたが、個人的な1番の感動ポイントは超高性能のグリル。その中でも「グリルカメラ」という機能がすごいの!!

業界初らしいんですけど、なんと調理中のグリルの中の様子をリアルタイム映像で見られるんです!!もちろんカラー液晶なので、焼き加減もしっかり見えちゃう。

他の料理をしながら、体勢を変えずに立ったまま確認できるのは地味に快適です。何回も扉を開けて庫内の温度が下がってしまうことがないから結果的に時短に繋がるし、焼いてること自体を忘れて焦がしてしまう私みたいな人にもピッタリ。

ステーキを焼くグリルカメラの様子
こどもと!

「おまかせ肉野菜」ってメニューがあって、これは冷蔵庫から出したてのステーキ肉と生のエリンギを一緒に並べて「牛肉・塩」を選んだらスタートボタンをピッ!しただけ。

まさかと思うけど、本当にそれだけでそれぞれの食材をセンサーで温度管理して、焦がさずいい感じに仕上げてくれるんです。

「ステーキを焼いてる間に子供をお風呂に入れよ〜♫」なんて言えるの、考えられないですよね!?

魚のときは「切り身・干物・漬け焼き・丸焼き・おまかせ魚野菜」の中から合ったものを選べます。

スーパーで買った赤魚の西京焼きも、プレートに置いてピッしたら、あとは放置でこの仕上がり。

こどもと!

焼きかげん完璧すぎ!!(しっぽが焦げてないの、もはや意味不明)

このままお皿に乗せたら一品完成ですし、横に野菜や厚揚げなど、あるものを適当に並べておいたら付け合せも同時に仕上がります。余裕がない日でもしっかり手をかけた(ように見える)料理を用意できるって、こんなに助かることないですよね。

お値段としては正直けっこうします。最初見た時は、うおぉ〜高い〜ッ!と思いつつ覚悟を決めたんですが、QOLが爆上がりしたので買って大正解でした!

すごい機能は他にもたくさんあって、もっと紹介したいんですが長くなってしまうので今回はこれくらいで。また詳しくは別記事にしようと思います。

最後に今回紹介した、我が家が愛用中のIHはこちら⇩(75cm幅) この商品ページの中にも、詳しい機能の紹介が載っているので気になった方はぜひ♫

そこまでの高機能はいらないなという方には、同じく日立のN8Tというシリーズがあります。2025年6月時点でお値段は半額以下!ですが、グリルのオート調理メニューは同じようにたくさん搭載されているので、十分快適に使えそう。

ビルトインではなく据え置き型のものを探している方には、こちらはいかがですか?

グリルの自動調理やタイマー機能がしっかりついているのに、驚きの高コスパ!予算は抑えつつIHを試してみたい方におすすめです◎

もちゅこ
もちゅこ

日々の料理を手間なく・楽しくしていきましょう♫

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